7月18日、『Skysports』は「QPRのオーナーを務めているトニー・フェルナンデス氏は、フランス代表FWロイク・レミ、モロッコ代表アデル・ターラブの両名をクラブに残したいと話した」と報じた。
ロイク・レミは今夏移籍が噂されており、一時はアーセナルへの加入がほぼ決定かとも言われていたが、その後交渉の進展は聞かれなくなり、同じロンドンのライバルであるトッテナム・ホットスパーという報道も出てきている。
また、昨季はACミランに貸し出していたアデル・ターラブについても、完全移籍でイタリアに行くという話があったものの、結局交渉は進んでおらずQPRに復帰している。
取材に答えたトニー・フェルナンデス氏は、彼らについてはできればチームに残したいと考えていることを明らかにした。
トニー・フェルナンデス QPRオーナー
「決断はもうそろそろ下さなくてはならない。我々はストライカーがいない状況になるわけにはいかないのだ。
レミの件に対しての私の立場を言えば、移籍マーケットが終了する2日前まで待つつもりはないということだ。
私はロイクと契約した。そして彼はQPR、ニューカッスルのために素晴らしい仕事をした。彼は単にお金のために残るとは思わない。彼はフランスのトップストライカーになる夢を持っているし、自分の力を信じている。
私は彼を維持したい。私はそれを明らかにしてきたと考えている。とはいえ、それにはロイク自身がここに留まりたいと思う必要がある。彼はいくつかのクラブを拒否した。『いや、僕はむしろQPRに残りたい』と言ってね。
私はアデルにも留まってほしい。彼は我々と偉大な歴史を作ってきた男だ。しかし、彼はプレミアリーグでは何もしていない。アデルは私が見てきた中でも最高のフットボーラーの一人だが、現状では一瞬の輝きしかない。しかし、それは彼の責任だ。
私は、彼がここに残ってくれれば素晴らしいだろうと思っている。しかし、それに関して言わなければいけないことがある。我々が必要なのは『ここでプレーしたいと思っている選手』なのだ」