2月9日、オーストラリア・Aリーグのセントラルコースト・マリナーズは「オーストラリア代表FWミッチェル・デュークが清水エスパルスに移籍することを確認する」と公式発表した。
記事によればミッチェル・デュークは既に事前の契約を締結しているとのことで、10日(火)にメディカルチェックを行うために清水エスパルスのキャンプに合流。その後正式にチームに参加する予定であるとのこと。
ミッチェル・デュークは1991年生まれの24歳。オーストラリアには数多い前線ならどこでもできるタイプのストライカーであり、かつて清水でプレーしたことで知られるアレックス・ブロスクやロビー・クルーズの系譜を継ぐFWである。
骨太で大柄であるがドリブルでの仕掛けも可能で、ゴールも取れる。体格がありながらも器用であり、サイドやトップ下での起用にも応えられる。一昨年の東アジアカップでは、散々な結果に終わったオーストラリア代表の中で一人大活躍を見せ、日本戦でもゴールを決めていたことで有名だ。
なお、愛称は昨年セレッソ大阪にいたニコルスと同じく「ミッチ」、あるいは「デューキー」である。
ミッチェル・デューク
「僕はマリナーズのユースから昇格してプロになってから、2年間信じられない時間を過ごしてきた。事前に契約には合意している。メディカルチェックを完了するため、火曜日に日本に行く。それに通過すれば、正式な契約書にサインする。
Jリーグは世界中から尊敬を集めるリーグだ。みんな、Jリーグが育ててきた日本代表の質の高い選手たちを見るべきだよ。別の国で自分を証明するための大きな挑戦だ」