今季蔚山現代からセントラルコースト・マリナーズに移籍し、オーストラリアという新たな舞台で活躍を見せているキム・スンヨン。
4月18日、『Sydney Morning Herald』のインタビューに答え、これまでのキャリアを振り返るとともに、「まだ向上している」とこれからの活躍にも自信を見せた。
Sydney Morning Herald
キム・スンヨン
(FCソウルで期待されていた時期について)
「あれは人生の良い思い出だ。そして、あの時間に戻ることが出来たなら、より良い選手になれるよう、もっともっと練習しただろうね」
(北京オリンピック後伸び悩んだが)
「ユース代表チームにいられるのはとても幸せだった。だけど、僕はその頃すこし傲慢になっていた。
通りを歩く人々は皆僕のことを知っているような状況だったから。従って、成長がそのときに遅くなってしまったんだ」
(2010年に全北現代でほとんど出場できなかった)
「全北現代では、少しヘッドコーチとのトラブルがあったんだ。
ただ、次の年にガンバ大阪に移籍した後、生活の面も含めて僕は良くなっていった。ガンバ大阪とJリーグで非常に優れたものを学んだ。日本の生活環境は、オーストラリアと同じく最高だった。
ガンバのファンは非常に情熱的で、そこで生活していることに非常に満足していた。
国際的な経験は大きな助けとなった。特に2012年に蔚山現代でACLを優勝したときに、最高のパフォーマンスを出すことが出来た。
しかし、僕のプレースタイルは今もまだ向上している。それも経験あってこそだよ。
ここでも通りを歩く人々が僕を認識してくれている。それはとても有り難いこと。良いプレーをして、Kリーグの選手たちにAリーグの良さを見せてやりたい」