1月21日、AFCアジアカップは公式ツイッターでグループリーグ3試合のベストイレブンを発表した。その結果は以下の通りとなった。

最終ラインにはオーストラリアのマシュー・ライアンが選出。3試合を通してそれほど多くの活躍があったわけでもなく、クウェート戦と韓国戦で失点も喫しているが、大きなミスはなく安定感を見せた。

センターバックはイランのプーラリガンジと日本代表の吉田麻也のコンビ。プーラリガンジは初戦で持ち上がりから大きなミスをしているが、その後は安定。持ち味の攻守に渡る貢献でチームを支えた。吉田麻也はヘディングでゴールも決め、イラク戦ではマフムードを抑える活躍を見せている。

サイドバックは日韓のコンビ。右にはキム・チャンスの怪我でチャンスが回ってきたチャ・ドゥリ。突然の出場であったものの、鋭い突破からアシストを見せるなどベテランらしい準備であった。左には相変わらず豊富な運動量で左サイドを支配している長友佑都が選出。

ボランチは韓国の中盤を操っているキ・ソンヨン、そしてオーストラリア代表で最も今大会注目度を高めたであろうマッシモ・ルオンゴの2枚。前者はともかく、後者はクラブがイングランド3部ということもあって、ここまで良い選手だとは知らなかった人も多いのではないか。筆者もその一人ではあるが...

そして前線の4枚は、決勝トーナメント進出チームの中では得点ランキング首位(ヨルダンのアル・ダルドゥールが4得点をあげている)となる本田圭佑、中国のソン・クァー、UAEのアリ・マブフートの3名に加えて、大きなインパクトを残している天才司令塔オマール・アブドゥラフマンが入っている。

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