アジアカップは5日目を迎え、全てのチームが初戦を終えた。
AFCが8試合を終えてのベストイレブンを発表したが、そこに選ばれていない選手から裏ベストイレブンを選んでみた!
GK
ハミード・ユースフ(クウェート)
DF:
イゴール・デニソフ(ウズベキスタン)
サイード・ジャラル・ホセイニ(イラン)
ムハンマド・フサイン(バーレーン)
ヴリア・ガフーリ(イラン)
MF:
長友佑都(日本)
サルダル・ジェパロフ(ウズベキスタン)
ヤースル・カーシム(イラク)
遠藤保仁(日本)
FW:
マシュー・レッキー(オーストラリア)
アシュカン・デジャガー(イラン)
GKには4失点しながらも随所に良いセーブを見せたクウェートのハミード・ユースフを選出。これまでスター選手であるナワフ・アル・ハルディの陰に隠れてきた存在であり、同い年のハーリド・アル・ラシディの後塵も拝していた。
しかし、今回のクウェート代表で最も活躍していると言えるのは彼だ。多くの失点は喫しているものの、彼のセーブに助けられた場面は数多い。最終的には助からなかったわけだが......。
DFには左にウズベキスタンのデニソフ、中央にイランのホセイニ、バーレーンのムハンマド・フサイン、右にはフランニッチ(オーストラリア)、長友と迷ったがイランのヴリア・ガフーリを配置した。
攻守に渡って非常に多くの貢献をしたデニソフは、北朝鮮戦でもっとも目立った存在だった。ホセイニとムハンマド・フサインはベテランらしく安定したプレーで鎬を削り、ヴリア・ガフーリは自慢のスピードでバーレーンの右サイドを切り裂き続けた。
そして、最終ラインでなくてもプレーできる長友には中盤の左をやってもらうことにした。ガフーリも右ウイングが出来るが、4年前の決勝が中盤・長友の代名詞であることを考えて。ボランチにはイラクの先制点を決めたヤースル・カーシム、日本の攻撃のきっかけを作った遠藤保仁の2枚。右にはウズベキスタンの攻撃をすべて司ったサルダル・ジェパロフを起用した。
そしてFWは二人ともウイングになってしまったが、オーストラリアの若侍マシュー・レッキー、イランの前線の柱アシュカン・デジャガーの2名。二人とも前線での仕掛けが目立ち、チームの攻撃の要になった。
さて、アジアカップは1巡目を終えて全チームが出揃い、さらに熾烈な戦いとなる。GLは1月20日まで行われ、その後2日間の休みを経てノックアウトステージへ。決勝戦は31の土曜日に開催予定だ。