1月20日、AFCアジアカップはGL3試合を終えてのベストイレブンを発表した。
そこで、今回もQolyのアジア担当Kさんは、そこから漏れた選手で裏ベストイレブンを作ってみたよ!
GK:
キム・ジンヒョン(韓国)
DF:
マハルダード・プーラディ(イラン)
サイード・ジャラル・ホセイニ(イラン)
森重真人(日本)
イヴァン・フランニッチ(オーストラリア)
MF:
アジズベック・ハイダロフ(ウズベキスタン)
アンドラニク・テイムリアン(イラン)
遠藤保仁(日本)
FW:
ファウジ・アーイシュ(バーレーン)
岡崎慎司(日本)
アラー・アブドゥルザフラ(イラク)
今回3試合で無失点のチームはイラン、日本、韓国の3チーム。そしてその中で最もシュートを受けたのはおそらくジンヒョンで間違いない。あまり調子が上がらないチームの中、何度かミスはあったものの素晴らしいパフォーマンスでゴールを守った。今年のJリーグでもリベンジを見たいところ。
センターバックは無失点で終えたイランのベテランDFサイード・ジャラル・ホセイニ、そしてイラクの二人とも迷ったが日本の森重を。無失点というのはさすがに評価せざるを得ない。最終節で貫録を見せたカク・テヒも考えたが、彼はこの試合しか出ていないので......
左サイドバックはイラクのドゥルガーム・イスマイールか、あるいはイランのマハルダード・プーラディで迷ったが、守備の安定というところで後者を選択。右も酒井高徳と迷ったが、攻撃面での結果を下にオーストラリアのフランニッチを選出した。
アンカーは、アミール・アブドゥラフマン(UAE)と迷ったがウズベキスタンのアジズベック・ハイダロフを選択。非常に地味であるが、ジェパロフやアフメドフよりも代えが利かない存在なのだということを最終節でも見せている。
右ボランチはイランのアンドラニク・テイムリアン。豊富な運動量で攻守に貢献し、セットプレーも蹴る、第3節では偶然に近いがアシストも。別に顔で選んだわけではないがワイルド系イケメンである。別にヤースル・カーシム(イラク)との比較でそれが決定打になったわけではない。
左ボランチには今大会でA代表150試合出場を達成した遠藤保仁。パレスチナ戦での先制ゴールは大きかったが、その後の2試合も彼のコントロールは冴え渡っていた。
前線は3枚。右にはイラクの前線でエネルギッシュなプレーを見せたアラー・アブドゥルザフラを配置。左には唯一の敗退チームからファウジ・アーイシュ。彼は実はバーレーンの3得点すべてをアシストしている。左足のキックの精度はまさにワールドクラスだ。
この両名の共通点は、このアジアカップまで相当長い間招集されてこなかったものの、監督が変わったことで呼ばれたというポイントだ。その鬱屈した思いを晴らすプレーだった。
そして、最前線には1ゴールながらも貢献度はそれ以上、岡崎慎司を選択した。まあ、ハムザ・アル・ダルドゥールがパレスチナ戦の他でも普通にやっていれば結果は違ったのだろうが......岡崎の記録に残らない貢献は、1試合だけの4ゴールという数字をはるかに凌駕しているといえよう。