途中からザックリとした話になってしまったが、トレーニングは最後、30人ほどの参加者がボール保持者、その味方、そして敵の3つに分かれた「鬼ごっこ」を実施(要するに攻めが2、守りが1、ボールが1という割合)。雑然としたなか、コート上のどこに数的優位、数的不利が発生しているのかを個々が判断しながらチームとしてボールをキープするというなかなか負荷の高いメニューで締めくくった。

今回、『受ける』というテーマが設定されてはいたものの、あくまでサッカーのプレーに関わる数多くの要素の中から『受ける』という部分にフォーカスを当てていたに過ぎない。

第1回の『止める』、第2回の『運ぶ』、そして今回の『受ける』。

言うなれば「-」→「+」→「*」と、違う方向から一本一本線を塗り重ねることによって一番コアな部分を落とし込み、参加者それぞれが自分の言葉で子どもたちに伝えられるよう組まれた今回の講習会だと感じた。

とはいえ、一つ一つの講習においてトラウムトレーニングの“こだわり”に触れることは参加者にとって少なからず収穫があるはずだ。

この次、12月7日(日)に行われる第4回のテーマは『外す』。その後も、『シュート』、『まとめ』と講習会は続いていく。

■トラウムトレーニング 内藤清志氏講習会 〜第4回テーマ:『外す』〜
http://allenatore.jp/5125/

せっかくの機会なので、次回は実際にトレーニングを体験することにより(※今回は見学のみ)、「風間スタイル」の深淵により迫ってみたいと思う。


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