近年のサッカー市場において、アジアという存在はもはや無視できるものではなくなってきている。
"Throughout this year, in all of Asia, we are the team that deserves this the most." Marcello Lippi #ACL2013 pic.twitter.com/sRVyg9mrja
— AFC Champions League (@TheAFCCL) 2013, 11月 10
経済成長著しい中国では大物選手の獲得が相次いでおり、ASEANには異常なまでのサッカー熱が帯びている。つい最近まで“サッカー後進国”というレッテルが張られていたアジア諸国であったが、サッカーのあらゆる面で目覚ましい成長を見せているのだ。
Jリーグでも「アジア戦略」という大きな改革案を打ち出し、アジア諸国への放映権の販売およびマーケティング活動を展開している。今シーズンからは「Jリーグ提携国枠」をレギュレーションに加えるなど、アジアの中の日本でさえ、アジアを他人事としては扱えなくなっている。
そんなアジアにおけるサッカーマネジメントに関するセミナーが、先日都内で行われた。株式会社『電通』がFIFAマスターの運営機関『CIES』と提携して開催したもので、アジアで高まりを見せるサッカービジネス市場のさらなる発展を目的に開催された。
今回は、2014年5月に行われた「第一回アジアサッカーマネジメントセミナー~アジアサッカーの未来~」の模様をお伝えしよう。