11月24日、『Daily Telegraph』は「アデレード・ユナイテッドの監督を務めているジョゼップ・ゴンバウ氏は、横浜F・マリノスと契約するという噂を否定した」と報じた。
バルセロナのユースで指導経験を持っているゴンバウ氏は、昨年アデレード・ユナイテッドの監督に就任し、放り込みのイメージが強かったクラブの性格を一変させた。
そして先日、Jリーグの横浜F・マリノスの新監督候補になっているという報道が流れ、本人もそれを認める発言をしている。
しかし、23日に行われたセントラルコースト戦の終了後に記者会見に臨んだゴンバウ氏は、シーズン途中にチームを離れることはないと話し、横浜F・マリノスには行かない意向を明らかにした。
ジョゼップ・ゴンバウ アデレード・ユナイテッド監督
「私にとっては、シーズン途中にチームを離れるという選択肢はない。ここに最後まで残りたいというのは真実であるし、選手たちにも、クラブのすべての人たちにもそれを伝えていた。
自分にとって、シーズンの半ばにチームを去るというのは良くないことだ。皆に対して非常に心苦しい。
もちろん、私はスペイン人であるし、ここに永久に留まることはできないけどね。
(5勝2分けという素晴らしいスタートについて)
勝利できたこと、そして記録については嬉しい。ファンのためにね。ただ、シーズンの最後まで見ていかなければならない。我々は1試合1試合を戦わなければいけない」