2022年W杯の開催時期について、それなりの確からしさを持つ可能性が出てきた。

現地時間3日にスイスで行われたFIFA執行委員会において、2018年から2024年までにおけるインターナショナルマッチウィークの調整に関するコンサルテーションが進められ、2022年W杯を1月から2月、あるいは11月から12月に男子W杯を行うという案が出たようだ。

暑さの問題からその開催時期について議論されてきた2022年のカタールW杯。時期についてはこれまでにも様々な案が伝えられてきたが、FIFAの執行委員会でこのような案が出たということはある程度の信憑性があると見ていいだろう。というのも、インターナショナルマッチウィークのカレンダーを作成するにはどうしても懸案の2022年大会の予定をフィックスさせる必要があり、そのカレンダーの前後関係を考慮する必要性があるからだ。

審議はこれからも進められる予定であり、今回のフィードバックをもとに今後正式に開催地が決定されることになる。なお、仮に2022年1月〜2月開催になった場合、冬季五輪と開催時期が被る可能性がある。2022年冬季五輪の開催地は翌年IOC総会で決定され、現在のところ中国の北京とカザフスタンのアルマトイが正式に立候補している。

FIFA事務局長ジェローム・ヴァルケは、イスラム教圏の人々が断食をするラマダンは2022年は4月2日に始まるため、4月〜5月にW杯を開催するのは相応しくないと強調したという。

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