『IBtimes』は「元フランス代表監督のレイモン・ドメネク氏は、出版した自伝でジョゼ・モウリーニョ監督やジネディーヌ・ジダンを批判した」と報じた。
レイモン・ドメネク氏はEURO2008に向けた予選で既に代表を引退していたクロード・マケレレを呼び戻したことで、当時チェルシーの監督だったジョゼ・モウリーニョ氏から「奴隷のようだ」と批判を受けたことで知られている。
また、2006年ワールドカップ決勝戦でマルコ・マテラッツィに頭突きをし退場したジネディーヌ・ジダンには「彼は利己的だった」と書いており、逆にティエリ・アンリはチームの為に2010年ワールドカップ予選プレーオフでダーティなプレーをしてくれたと評価している。
レイモン・ドメネク 元フランス代表監督
「(ジョゼ・モウリーニョとの問題について)
それは通訳との問題だ。全てが彼の思うように進んでいれば、彼は全てを信頼する。しかしそうでない場合は、選手たちに責任をなすりつける。彼は分不相応なエゴを手にした通釈者だ。
(ジネディーヌ・ジダンについて)
彼は利己的だった。2006年ワールドカップ決勝でマルコ・マテラッツィに頭突きをし、国を傷つけた。彼のアクションのおかげで試合を失った。彼は自身のプライドのために、フランスのチームのチャンスを犠牲にしたのだ。
(2010年W杯予選プレーオフでハンドまがいのプレーをしたティエリ・アンリについて)
彼はフランス代表チームのため、自分のイメージを犠牲にしてくれた」