ガラタサライを退団したディエディエ・ドログバがチェルシーに合流している。
チェルシー通算157得点を記録し、サポーターからも絶大な支持を集めるドログバは2年間の移籍を経て、かつての恩師率いるチェルシーに帰ってきた。
昨シーズン、UEFAチャンピオンズリーグで対戦した際にはスタンフォード・ブリッジのサポーターからも万雷の拍手で出迎えられたドログバ。
そんなドログバが凱旋した際の様子を、モウリーニョ監督が『Daily Star』に語っている。独特の表現でサッカーファンを楽しませるモウリーニョ監督だが、ここでもやはりその“らしさ”は全開であった。
ジョゼ・モウリーニョ(チェルシー監督)
「彼が戻ってきた時、彼がクラブを離れていたことをみんな忘れていたようだった。
それは普通のことだ。新しいことは何もない。なぜなら、彼はチームのみんなについて知っているし、みんなも彼のことを知っているからだ。
彼はここにいない時でも、ずっとここにいた。この2年間、彼は上海申花やガラタサライのユニフォームを着ていたけれど、それでも彼はチェルシーとともにあった。
だから、彼は短い休暇を取って帰ってきたような感覚だね。何もかもが当然だよ。
しかし、私は彼が必要だと思っている。チームに必要な選手として、我々は彼を求めている。
なぜなら、私は様々なクオリティを持ったチームの選手が好きだからね。サッカー選手としてだけではなく、個性の面でもね。
異なった個性を持つ選手を抱えることが私は好きなんだ。選手としても個人としても、彼は我々が強くなるために必要なのさ」