9月20日、『Skysports』は「チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督は、今夏退団したフランク・ランパードはいつでもクラブに戻ってくることが出来ると話した」と報じた。
今夏チェルシーとの契約が満了となり、クラブを去ったフランク・ランパード。その後ニューヨーク・シティFCと契約したものの、MLSの開幕が来年ということでそれまではマンチェスター・シティでプレーすることが決まり、驚きのプレミアリーグ復帰となった。
ジョゼ・モウリーニョ監督は、それがランパードのチェルシーにおける立場を変化させることはないと話し、チームを率いたければ後任を任せるかもしれないと明かした。
また、FFPの問題に対しては、罰金ではなくポイントやタイトルのはく奪という厳しい処分を下すことを検討してほしいと主張している。
ジョゼ・モウリーニョ チェルシー監督
「誰もが罰金があることを知っている。これらの罰則があれば、コントロールされる。しかし、罰金という制裁はフェアなものか? 私はそうは思わない。個人的な見解だが、最初にすることは、ポイントやタイトルのはく奪であろう。
もしファイナンシャル・フェアプレーを克服するだけの資金を持っていれば、タイトルを勝ち取り、罰金を支払い、同じことを続けるだろう。
勝ち点6のはく奪、あるいは大会から追放しヨーロッパリーグに回すのであれば、それは更にシリアスなものになる。
(マンチェスター・シティに加入したランパードについて)
これは単に彼のキャリアの一部分だ。我々は彼がニューヨークでプレーするものだと思っていたが、彼はシティでそうすることを決めた。それは単に選択肢の話であり、彼はそれをする権利を持っている。
チェルシーの歴史においての彼のポジションは誰にも変えられない。未来永劫、それが失われることはない。いつでも彼は戻ることが出来る。監督になりたければ、私の後を継ぐかもしれないよ」
【Qolyインタビュー】パリ五輪出場の東京ヴェルディMF山田楓喜、トッテナムのクルゼフスキを「自分の究極系」と語るワケ