『L'Equipe』は「モナコの監督を務めているレオナルド・ジャルディン氏は、記者会見でクラブのプロジェクトが変更になったことを認めた」と報じた。

ロシアの大富豪ドミトリー・リボロフレフ氏が会長になって以来、多くの投資を行ってきたモナコ。ところが今夏は一転、昨季補強したばかりのハメス・ロドリゲスとラダメル・ファルカオを放出するとともに、目立った補強を行わないままでマーケットを終えた。

一説にはリボロフレフ氏の経済状態の悪化、離婚に際する裁判で発生した世界最高額の慰謝料などが原因だと言われているものの、詳しいことは明らかになっていない。

レオナルド・ジャルディン監督はこの状況を受けて「副会長からはプロジェクトが変更になったことを聞いている」と話した。


レオナルド・ジャルディン モナコ監督

「当初は、現在よりも多くの野心を抱いていた。その強さは失われてしまった。しかし、チームは大志を抱いている。

副会長のヴァシリエフ氏は、プロジェクトに関しては明確だった。彼は変わった。これは新しいプロジェクトだ。チームは何人かのベテランと若手によるものに変わった。戦術も、計画も変化した。このチームはそれほど攻撃的にプレーすることは出来ない。

コーチの美徳の一つは、時にクラブの状況に適合することだ。我々は現実的に可能な限りチームを適合させ、出来るだけの野心を抱いていなければならない」


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