8月16日に行われたフランス・リーグアン第2節3日目のナイトゲームは、またも驚きの結果となった。
開幕戦でロリアンに敗れたモナコは、ボルドーの本拠地スタッド・シャバン=ドゥルマに乗り込み、今季初の白星を狙う。互いに動きが少ない展開の中、前半終了間際にベルバトフが先制点となるヘッドを決める!
しかし、後半は展開が一変。ビハインドとなりながらも前線のディアバテを削ってMFプラシルを投入し、中盤にエネルギーを加えたサニョル監督の対応策がピタリ。再開直後にディエゴ・ロランが同点ゴールを決めると…
さらに60分には新加入のワフビ・ハズリが突破からPKを獲得、逆転に成功。
そして65分にもセットプレーからディエゴ・ロランが3点目! リプレイを見るとおそらくオフサイドなのだが……
また74分にもハズリがスバシッチの直前でバックパスをカットし、今日2本目のPKを奪取。これも接触自体はしていないように見えるが……
判定の是非はともかく、内容でもモナコを上回ったボルドーは、後半だけで大量4得点を奪取。2連勝でサンテティエンヌと並び首位に立った。
逆にモナコはファルカオ、フェレイラ・カラスコ、新加入のベルナルド・シウヴァと攻撃の選手をどんどん投入したもののゴールを破れず、なんと開幕から2連敗。まだ2試合目ではあるが、降格圏になる19位に転落した。ファルカオのコンディションも一向に上がっておらず、プレーの内容も苦難が続きそうな内容になっている。