7月10日午後、ブラジル代表チームから怪我のために離脱したネイマールが記者会見を開き、今回の大会について話したと『Estadao』が伝えた。

ネイマールは「怪我の箇所が2センチ外れていたら車椅子になっていたかもしれない」と話したものの、スニガに対しては怒りを持っていないと明かしている。


ネイマール

「ここに戻ってきて、仲間とまた会えたことがとてもうれしい。もちろん状況は悪い。しかし、再びここで歩くという機会を持っていることは幸せなことだ。

僕は選手たちに言った。『もしタイトルが取れなくても、我々はともにスタートし、ともに終わるんだ』と。あれは歴史的な敗北であったが、頭を下げて歩かなければならないことは意味しない。我々は出来る限り早く笑顔を取り戻さなければならない。それがスポーツなんだ。我々は勝負のためにピッチに出るんだ。

ドイツ戦について)

何が起こったのかわからない。試合に出ていれば話はしやすいが、ピッチにいなかったので難しい。

しかし、僕は7-1で敗れたチームの一員であったということに恥はない。チアゴ・シウヴァフレッジなどとともにプレーしたことを誇りに思っている。

(怪我について)

これは僕の人生の中で最悪の週の一つだ。これほどまで悪いことは想像していなかった。しかし自分はここから学ぶことが出来る。神は全てを知っている。何かが起こったということは、その理由があるんだ。

僕はスニガが通常のタックルだったと言っていることについては同意しないよ。サッカーに関わる誰もが、あれは正常じゃないと分かっている。彼は後ろからやってきて、僕はそれから自分を守ることが出来なかった。

神は僕を祝福している。もし2センチ箇所がずれていたら、僕は今車椅子に乗っていただろう。スニガは次の日に電話をかけてきて謝罪した。僕は別に怒ってはいないよ。今後の彼のキャリアがベストなものになることを願っている。

ドイツアルゼンチンの決勝戦について)

両チームの幸運を願っている。レオ・メッシは全てを獲得するに値する男だ。彼は友人であり、バルセロナのチームメイトだ。僕は彼とマスケラーノを応援するよ」


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