6月10日、『Inside』は「レアル・ソシエダの会長を務めているホキン・アペリベイ氏は、元メキシコ代表FWカルロス・ベラがアーセナルに復帰すると認めた」と報じた。

2005年にアーセナルに加入したカルロス・ベラは、イングランドではそれほど活躍できず2012年1月にレアル・ソシエダにレンタル移籍。その夏に完全移籍を果たしている。

今夏ソシエダとベラの間では既に契約延長の合意が形成されており、年俸も250万ユーロ(およそ3億5000万円)に増額されることが決まっていたものの、まだ保有権の1部はアーセナルに残っている。そのため、レアル・ソシエダのホキン・アペリベイ会長は今週初めにロンドンを訪れ、カルロス・ベラの保有権を100%獲得するための交渉を行ったとのことである。

ところが、サン・セバスチャンに戻ったホキン・アペリベイ氏は「アーセナルは、『来季ベラは我々とともにある』と伝えてきた」と声明を発表し、交渉が失敗に終わったことを明かしている。

なお、アーセナルはカルロス・ベラを買い戻すため、420万ユーロ(およそ6億円)をレアル・ソシエダに支払うことになるという。

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