5月29日、『Corriere dello Sport』は「イタリア・セリエAのローマは、フランス・リーグアンのリヨンに所属しているMFクレマン・グルニエを獲得に向かっている」と報じた。

クレマン・グルニエは1991年生まれの23歳。11歳からリヨンの下部組織で育った攻撃的MFで、フランスの各年代で代表チームに選抜されてきたエリートである。11/12シーズンから継続的に出場機会を得るようになり、昨季と今季は若返ったチームの中心選手として活躍。来月行われるワールドカップのメンバーにも選出されている。

グルニエに対してローマが提示している価格は1000万ユーロ(およそ14億円)であるとのこと。ただこの金額でリヨンが納得しなかった場合、同じイタリア・セリエAのインテルとも交渉が進む可能性があるという。

昨年セリエAの前半戦を席巻したローマには、現在様々な選手に移籍の話が持ち上がっている。

モロッコ代表DFメフディ・ベナティアはマンチェスター・シティとの契約に近いと報じられており、さらにコートジボワール代表FWジェルヴィーニョが昇給を求めており、ローマ側がそれを拒否していることから、彼についても退団の可能性が示唆されている。

そのためローマは穴埋めとなる選手を探しており、現在はクロアチア代表DFデヤン・ロヴレン(サウサンプトン)、監督子飼いの選手でもあるセルビア代表DFマルコ・バシャ(リール)などが候補に入っているとのこと。

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