来月の代表戦に臨むフランス代表23名に負傷離脱したサミル・ナスリに代わって追加招集されたクレマン・グルニエ(リヨン)。

22歳のMFは今季リーグ28試合に出場し、7ゴールとブレイクし、リヨンのFacebook上で投票が行われた『player of the season』においても他を圧倒するダントツの支持を得て選出された。

Clément Grenier

その得票率は実に70パーセントに及び、2位のFWバフェタンビ・ゴミスが10%だったことから、グルニエが今季残したインパクトが窺える。

今回フル代表には初めて招集されたグルニエだが、各世代の代表には必ず選ばれてきたエリートで、リヨンには11歳で入団した生え抜きでもある。抜群のテクニックに加え、ドリブル突破やパスセンス、さらには精度の高いフリーキックに前線へと飛び出しも得意とするアタッキングセンスに溢れたMFだ。

そのグルニエについてリヨンのレミ・ガルド監督も「 彼は中盤で非常にアクティブに動くし、攻撃的なチームプレーにおいてとても重要だ。私は彼に満足しているし、グループのエンジンさ」と湛えている。そのグルニエの今季プレー集。

 

 

なお、グルニエとリヨンとの契約は残り1年だそうだが、いまだ延長には至っていないそうで、アーセナルをはじめとするビッグクラブが触手を伸ばしているとも噂されている。 そんななか、ガルド監督は「彼がクラブと早く解決法を見つけ、ここで成長を続けることを願ってる。ここの環境は非常にいいからね」と述べ、オラス会長は「オフシーズンにおける重要な問題のひとつ。彼はもしCLに出れるなら、プライオリティーはここに留まることだと私に言った」と語っている。(リヨンは今季リーグ3位で来季のCLは予選からの出場)

リヨンとしてはグルニエの市場価格を3700万ユーロ(約48億円)ほどだと見積もっているようだが、その去就は果たして・・・。

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