5月19日、『Skysports』は「アーセナルは、チームを率いているアーセン・ヴェンゲル監督との契約を今後48時間以内に延長する」と報じた。
アーセン・ヴェンゲル監督率いるアーセナルは10年近くに渡ってタイトルを獲ることができず、チェルシーのジョゼ・モウリーニョ監督からは「失敗の専門家」とも揶揄されていた。しかし今季は最後にFAカップでの優勝を果たし、干ばつ状態からの脱却に成功した。
来月行われるワールドカップでコメンテーターを務めることが決まっているヴェンゲル氏は、6月10日にブラジルに向かう予定となっているが、その前にアーセナルとの契約が延長される見込みであるとのこと。
アーセン・ヴェンゲル アーセナル監督
「私は6月10日にブラジルに行くからね。そうなるだろう。
私は、クラブの品質というのは一貫性であると信じている。そして、特別な選手たちがトロフィーを勝ち取ってくれた。
一貫したクオリティこそが、クラブにとって重要だ。そして他の者よりも先んずるためにね。チャンピオンズリーグ出場権を17年連続で獲得したのは、ヨーロッパでわずか2チームだけだ。この継続性こそが、このクラブのスペシャルな価値をもたらしている。
(退団が噂されるサニャとファビアニスキについて)
第一に、まずはサニャの決断を待たなければいけない。彼が何を行うかだ。ファビアニスキについても同様だ。
その後、我々は2,3人の選手を引き入れなければならないだろう。チームを確かに強くするためにね」