5月8日、フランス2部・リーグドゥのクレルモン・フットに女性であるエレナ・コスタ監督が就任することが発表された。
男性のプロチームを女性の指揮官が率いるということは非常に珍しい。さらに今回は、欧州サッカーの歴史上でも最も高いレベルのリーグを率いる女性監督となる。
この歴史的な出来事に対し、記者会見で質問を受けたアーセン・ヴェンゲル監督は「とてもいいことである」と話した。
『Skysports』
アーセン・ヴェンゲル
「とても良いことだ。女性を管理する男性はいるのに、なぜ女性が男性を管理すべきでないのか? 有能な者は、どこでも仕事を得ることができる。
彼女の経験を見て言えることは、彼女はコーチとしての経歴はほとんど持っていないものの、おそらく高い能力を持っており、それを人々に示すだろうということだ。
女性が人を管理するチャンスを得ているのは良いことだ。なぜダメだというのだね?」