この日、奈良県を訪れたアレハンドラさんは、日本の公衆トイレに掲げられた案内標識を見て、このようにツイートしたのだ。
Impresionante la pulcritud, el orden, el respeto, todo adaptado...sin palabras... pic.twitter.com/Bi4wFUnz4x
— Forlancita 🤪✌️ (@AForli) April 11, 2014
“整然さ、秩序、敬意、全てがぴったりはまっていて印象的…言葉が出ないわ…"
さらにアレハンドラさんは、日本の多目的トイレの様子を写真付きで紹介。観光名所が数多くある奈良県で彼女がまず投稿したのは、意外にも日本のトイレであったのだ。
Baños para personas con una discapacidad para mujeres pic.twitter.com/edT1Tr2X9p
— Forlancita 🤪✌️ (@AForli) April 11, 2014
アレハンドラさんは2009年に自身の財団を設立し、これまで障がい者の権利を社会に訴えてきた。彼女の名前をインターネットで検索すれば分かるが、ユニセフのHPにも彼女の言葉が掲載されている。
そんなアレハンドラさんの胸を、この国の日常が打った。
車椅子でも自由に動ける出入口、海外の利用客でも分かりやすい案内図、さらには、誰でも利用できる多目的トイレの普及。その全てが彼女にとっては印象深かったことだろう。
おもてなしの国、ニッポン。その肩書きは決して間違いではないのかもしれない。
そして迎える翌12日。セレッソ大阪は2シーズンぶりにガンバ大阪との大阪ダービーに挑む。日本を代表する激しいダービーマッチに、アレハンドラさんは一体何を感じるのだろうか。
【リンク】Fundación Alejandra Forlán