5月25日、AFP通信は「パリ・サンジェルマンのカルロ・アンチェロッティ監督は、今季限りで退任したいという意向については金銭的な問題からではないと話した」と報じた。
今季パリ・サンジェルマンをリーグ優勝に導いたカルロ・アンチェロッティ監督は、ジョゼ・モウリーニョ氏が退任したレアル・マドリーから誘いを受けていることを既に明らかにしている。
アンチェロッティ自身はレアル・マドリーに行くことを希望しているが、まだ契約が残っていることもあり、パリ・サンジェルマン側は慰留する方針である。
AFP
カルロ・アンチェロッティ パリ・サンジェルマン監督
「(レアル・マドリーに行きたいのは)金銭的な問題ではない。そういったものはもう十分に手にしているのだから。
状況は先週話した通りだ。今週我々が話すことはなかったのでね。とにかく私とクラブの間では、まだ交渉を行う必要があり、解決に向けて話し合っていかなくてはならない。
それに至るのは簡単なことではない。時間をかけてやる必要があるだろう」
・PSG、ビュテルを3rdGKに獲得か
5月25日、ル・ドーフィネは「パリ・サンジェルマンはアルル=アヴィニョンに所属しているGKリュドヴィク・ビュテルと接触している」と報じた。クラブは2年契約を提示しているとのこと。
リュドヴィク・ビュテルは1983年生まれの30歳で、2004年からスペインのバレンシアに所属していたことでも知られている元U-21代表選手。一昨年リールから放出されるまではなかなかプレーする機会がなかったものの、その後ニーム、アルル=アヴィニョンではレギュラーとして活躍、2部屈指の能力を見せている。
パリ・サンジェルマンは、現在3番手GKを務めているフランスU-21代表GKアルフォンス・アレオラを来季2部に修業に出す意向を持っており、その代役としてビュテルに目を付けたのではないかと言われている。