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10月末にジョルヴァン・ヴィエイラを解任し、指揮官不在となっていたUAEプロリーグ所属のバニ・ヤス。24日にクラブ公式サイトにおいてアルゼンチン人監督ガブリエル・カルデロンを招聘したと発表した。

契約期間は今シーズン終了までであるが、延長できるオプションが付随している。

アル・オルフィ暫定監督の下で公式戦3連勝を飾るなど好調を取り戻していたが、当初の予定通り外国人の招聘を行うことになった。レヴィー・クルピ、ドゥンガ、ハッサン・シェハタなどの候補が挙がっていたものの、中東での指揮経験が多さが決め手になったようだ。

ガブリエル・カルデロン監督はかつてアルゼンチン代表選手として活躍した。引退後には現役時代に所属したカーンで1997年に指揮官としてデビューを飾った。2004年にサウジアラビア代表を指揮したことを切っ掛けに中東と関係を深め、オマーン代表やアル・イティハド、アル・ヒラル(ともにサウジアラビア)を率いた。

昨季はアル・ヒラルでリーグ、カップの二冠を達成。先日UAE代表監督でスレチュコ・カタネッツが解任された際にも後任候補に挙げられており、中東では手腕に高い評価が与えられている。

(筆:Qoly編集部 K)

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