Jリーグに賭けてみた

Jリーグの試合開催日に香港を訪れていた筆者も、実際に市内の場外馬券売り場でサッカーくじに挑戦した。

欧州サッカーと異なり、香港と時差がそう大きくない日本サッカーは、日中でも観戦できる。そのため、この日の場外馬券売り場はJリーグの話題で持ちきりだった。

現金を利用可能なバウチャーとして変換後、タッチパネル状の馬券販売機を操作してみると、たくさんのJ1、J2の試合が発売対象となっていた。

(筆者撮影)

なお、馬券発売機は広東(カントン)語・英語の2言語に対応している。大半の日本サッカーファンは英語が一番わかりやすいと思われるが、広東語でも「鹿島鹿角」「名古屋鯨魚」のように、なんとなく分かるチーム名が記載されており、広東語で表示してみるのも興味深いかもしれない。

まずここで、私は横浜FC対鹿島アントラーズ戦のくじを購入した。2.95倍のオッズがついていた鹿島の勝利に、20香港ドル(約380円)をベットしたため、鹿島が勝利すれば、59香港ドル(約1110円)の払い戻しを受けられる。

(筆者撮影)

また、名古屋グランパス対柏レイソルの試合では、7倍のオッズがついていた「一点差で柏が勝利」に同じく20香港ドルを賭けた。

くじ購入後は、現地の勝負師の男性集団と肩を並べながら試合を観戦。

(筆者撮影)
払い戻しの様子(筆者撮影)

試合は横浜FC対鹿島戦が0-3、名古屋対柏戦が1-2で決着し、購入したくじはいずれも的中した。

“当たりくじ”は券売機にてバウチャーに返還後、有人の窓口で現金として受け取れた。

遠藤保仁やグリーズマンも!馬主としても活躍したサッカー選手6選

Jリーグも買えてしまう香港のサッカーくじ、いかがだっただろうか。日本-香港間の航空券はLCC(格安航空会社)を使えば、往復3万円程度で購入できる。旅行などで香港を訪れる機会があれば、ぜひ「サッカーくじ」に挑戦していただきたい。


【Qolyインタビュー】リハビリ中に告げられたジェフユナイテッド千葉退団、FW佐久間太一がVONDS市原FCから目指すJFL参入「フクアリで対戦したい」