先日から韓国で行われている東アジアE-1選手権。Jリーグ組で構成されている日本代表チームは、先日香港代表を相手に6-1と勝利を収め、初戦で3ポイントを獲得している。

12日の19時35分からは第2節に臨む予定となっているが、その相手となる中国代表には奇妙なスキャンダルが降り掛かっているようだ。

『SOHU』によれば、インターネットのメディアが中国代表チームの遠征時の写真を投稿し、「選手があまりにも大量の荷物を携行していた」と伝えていたという。

そこには「選手は23人しかいないが、チーム全体で657個の荷物を持ち込んでおり、一人当たり平均28個だった」と書かれていたとのこと。

ファンからは「中国の代表選手は試合では上手くないのに、出かけるときは一流のスーツケースを持っている。まるでバイヤーのようだ」「たった数日間の海外遠征で、なぜこんなに荷物が必要なのか?負けると荷物が増えるのか?」などの批判が溢れ出したという。

ただ、それからまもなく中国サッカー協会からその噂に対する反論が発表されたよう。

「E-1選手権に参加するために韓国を訪問している中国男子サッカー代表団は総勢51名で、預け荷物は140個だった。そのうち個人の荷物が84個、チームとしての荷物が56個だった。

それはトレーニングや試合に必要な物資であり、韓国への到着後まとめて届けられている。運搬を円滑に行うため、選手たちも個人の荷物を運び、スタッフと協力してチームワークを発揮していた」

またチームの荷物56個のうちフィールドトレーニング用の物品が21個、試合用の荷物が9個、分析用の機器が3個、医療用の荷物が23個だったと詳しく説明されていたとのこと。

もちろんこれに対して嘘の報道を批判するファンも多かったようだが、この記事に対しても「一人当たり蒸しパンとミネラルウォーターを数本持参すれば十分だ。いずれにしたって結果は変わらない」とのコメントもつけられている。

帰化して中国代表入りした「一流外国人」たち

ワールドカップ予選ではすでに敗退し、7日に行われた韓国戦でも0-3と惨敗してしまった中国代表。結果が出ないなか、ファンからの圧力も極めて強まっているようだ。

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