7月3日にスペインの高速道路で交通事故死したリヴァプールのポルトガル代表FWディオゴ・ジョタ。28歳のスター選手が突然この世を去ったことで、世界中に悲しみが広がっている。
この悲劇を受け、サッカー界のみならずテニス界でも異例の対応が行われているようだ。
『Sports Illustrated』や『Talksport』によれば、現在行われているテニスの4大国際大会の一つであるウィンブルドン選手権で、伝統のドレスコードを破る「特例」が認められるとのこと。
ウィンブルドンは伝統的に選手は全身白のユニフォームを着用することが義務付けられており、それ以外の色の服やアクセサリーは認められていない。
しかしながら、今回はディオゴ・ジョタの死去を受けて規制を緩和し、黒い腕章を着けて弔意を示すことを許可する方針を示したという。
すでにディオゴ・ジョタと同じポルトで育ったポルトガル人選手のフランシスコ・カブラウは腕章を着用する意向を表明したとのことで、4日の試合からは様々な選手の腕に黒いリボンが巻かれる可能性がある。
なお、ウィンブルドンでは現在大坂なおみが3回戦に進出しているほか、穂積絵莉&アルディラ・スーチャディ組が2回戦へと駒を進めている。