昨季、13年ぶりにドイツ・ブンデスリーガへ復帰し、14位で1部残留を果たしたザンクトパウリ。

1部定着に向けて先日、ベルギーのシント=トロイデンから日本代表MF藤田譲瑠チマを獲得した。

そのザンクトパウリが、もう1人の日本人選手の獲得を目指している。

移籍市場に精通する『Sky』のジャーナリスト、フロリアン・プレテンベルグ氏は2日、彼らが引き続きヘントMF横田大祐の獲得に強い関心を示していると伝えた。

横田は2000年6月15日生まれの25歳。川崎フロンターレのアカデミーでは宮代大聖や山田新と同期だったが、高校3年時に退団してドイツへ。

ラトビア1部のヴァルミエラでプロになると、ポーランド1部のグールニク・ザブジェを経て、ベルギー1部のヘントへ移籍した。昨季はローンされたドイツ2部のカイザースラウテルンで25試合4ゴールを記録している。

ザンクトパウリは、アウクスブルクへ移籍したチュニジア代表エリアス・サードの後釜として、この左利きの日本人をターゲットに。最近破談の可能性も報じられたが、プレテンベルグ氏によれば彼らは変わらず獲得を目指しているという。

移籍の障害となっているのはヘントが求める高額の移籍金とのこと。ヘントは横田と2027年まで契約を残しており、クラブ間で金額の折り合いが付くか次第のようだ。

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欧州でプロとなり、自らのプレーでキャリアを切り開いてきた横田。ブンデスリーガ1部への移籍が実現するのか注目される。

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