3位:スタン・コリモア

移籍元:ノッティンガム・フォレスト

移籍先:リヴァプール

実際の移籍金:850万ポンド(およそ16.47億円)

インフレ調整後の推定額:1億5500万ポンド(およそ300.25億円)

1995年7月に行われたビッグディールである。リヴァプールがノッティンガム・フォレストから850万ポンドで買った大型FWスタン・コリモア。当時の英国内の移籍金記録を塗り替え、インフレを換算すると約1億5500万ポンドになるという。

リバプール在籍2年間で81試合35ゴールをマークし、クラブの攻撃陣に新風を吹き込んだ。怪我や調子の波もあって評価が分かれたものの、当時の相場を考えればまずまずの投資だったと言える。

2位:フアン・セバスティアン・ベロン

移籍元:ラツィオ

移籍先:マンチェスター・ユナイテッド

実際の移籍金:2810万ポンド(およそ54.43億円)

インフレ調整後の推定額:1億5650万ポンド(およそ303.16億円)

2001年夏、マンチェスター・ユナイテッドがベロンの獲得に支払った2810万ポンドは、インフレ後を考慮すると約1億5650万ポンドに到達すると伝えられている。

アルゼンチンの天才MFは正確無比なパスと試合の読みで期待を一身に背負ったものの、当時のフィジカル的なイングランドのサッカーにはあまり馴染むことができず本領を発揮し切れなかった印象が強い。

1位:アラン・シアラー

移籍元:ブラックバーン

移籍先:ニューカッスル

実際の移籍金:1500万ポンド(およそ29.06億円)

インフレ調整後の推定額:2億770万ポンド(およそ402.34億円)

「女子サッカー選手で最も高額な移籍金」ベスト5

1996年夏のマーケットでニューカッスルが当時1500万ポンドを支払って獲得した“北東の王子”シアラー。故郷に戻ってきた彼は長くクラブのレジェンドとして活躍し、多くのゴール記録を塗り替えた。

インフレ調整後は飛び抜けた約2億775万ポンドとなり、プレミア史上「実は最も高価な選手」の座を守っている。そのニューカッスル愛に溢れたプレーは地元サポーターを熱狂させ、金額以上の価値をクラブと街に刻み込んだ。

【Qolyインタビュー】『天才』と呼ばれた邦本宜裕の紆余曲折のキャリア…韓国で変化したマインドとはー前編ー