セレッソ大阪は4月30日、MF田中駿汰が4月25日(金)に行われた明治安田J1リーグ第12節の東京ヴェルディ戦で負傷し、検査を行ったことを発表した。
診断結果は左膝前十字靭帯部分損傷と左大腿骨内外顆骨挫傷。しばらくピッチを離れることになるとみられる。
田中は1997年5月26日生まれの27歳。ガンバ大阪ジュニアユースから履正社高校、大阪体育大学を経て、2020年に北海道コンサドーレ札幌でプロ入りした。
1年目から主力として活躍した札幌時代は、ミハイロ・ペトロヴィッチ監督のもと主にDFとして出場。しかし、田中自身は中盤での出場を希望しており、2024年に中盤起用前提でオファーしたセレッソ大阪へ加入している。
セレッソでは10番を背負い、中盤のアンカーとして移籍1年目から37試合3ゴールを記録。今季も負傷したヴェルディ戦まで全試合に先発していた。
なお、セレッソはこの日、ブラジル人FWヴィトール・ブエノが右内転筋筋損傷により離脱したことも合わせて発表。15位と低迷するチームは早くも正念場を迎えている。
怪我人が相次いでいるため、4月29日(火・祝)に行われた直近のFC町田ゼルビア戦では控えメンバーが1人少ない状況で試合に臨んでいた。