各月の明治安田Jリーグにおいて、活躍した選手、監督を表彰する「2025明治安田Jリーグ KONAMI 月間MVP」「月間ベストゴール」「月間優秀監督賞」「月間ヤングプレーヤー賞」「月間ベストセーブ賞」。

Jリーグは15日に2・3月度の受賞者を発表し、J1の月間ヤングプレーヤー賞には、セレッソ大阪FW北野颯太が初受賞を果たした。

北野は2004年8月13日生まれの20歳。セレッソ大阪のアカデミーで育ち、2020年に当時のU-23チームにおいて、クラブ史上最年少の16歳2ヵ月12日で公式戦にデビュー。2022年2月に17歳でプロ契約を締結した。

世代別の日本代表でも活躍し、2023年にはU-20ワールドカップへ出場。当時はまだ器用さが光る万能型のアタッカーだったが、2024年夏にオランダ1部アルメレ・シティへ練習参加したことで、FWとして一皮むけた。

迎えた今季、J1開幕戦となったガンバ大阪とのダービーマッチで2ゴール1アシストを記録すると、その後もここまでリーグ戦全試合に先発。攻守にアグレッシブな姿勢でチームをけん引している。

現在の彼を象徴するようなデータが「1試合平均シュート数」だ。上位5選手の顔触れを見てみると…。

1位 ラファエル・エリアス(京都サンガF.C.) 3.1本
2位 イッサム・ジェバリ(ガンバ大阪)3.0本
2位 北野颯太(セレッソ大阪) 3.0本
4位 ジャーメイン良(サンフレッチェ広島) 2.9本
5位 レオ・セアラ(鹿島アントラーズ) 2.6本

チームの最前線で勝負するストライカーたちの名前が並ぶなか、主に2列目でプレーする北野が堂々の3位にランクイン!

ここまでチームトップの4ゴールを記録しており、この活躍を続けていけば、必然的に今年7月に行われるEAFF E-1選手権での日本代表入りも見えてくるはずだ。

北野の月間ヤングプレーヤー賞受賞コメントは以下の通り。

「2、3月の月間ヤングプレーヤー賞に選んでいただきとても嬉しいです。新しいサッカーのスタイルにも挑戦している中で、個人としては得点のチャンスも増えていると思いますが、チームとして満足いく結果につながっていないので、もっと得点やアシストでチームに貢献したいと思っています。この賞を励みに、もっともっと活躍して、チームが目指しているフットボールをさらに高めていきたいですし、もっと飛躍できるように頑張ります」

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好調の北野を擁するセレッソ大阪は今週、16日(水)にアウェイでFC今治とのルヴァンカップ1stラウンド2回戦に臨み、週末は20日(日)にホームでFC東京と対戦する。

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