吉田麻也と山根視来の日本代表経験者が所属するMLSのLAギャラクシー。
昨シーズンは10年ぶりの全米制覇を成し遂げたが、今季は開幕から絶不調となっている。
19日にはアウェイでのオースティン戦に0-1で敗戦。相手にPK失敗もあったのだが、またも勝利できず。試合後には乱闘沙汰も勃発した。
Things got a little heated after the conclusion of Austin FC's 1-0 win over LA Galaxy pic.twitter.com/yVu86Fu00P
— FOX Soccer (@FOXSoccer) April 19, 2025
グレッグ・ヴァニー監督は、1年前の対戦で遺恨の残るタックルがあったとして、「ここ数回の対戦で緊張が高まり、最終的にフラストレーションが爆発してしまった」と説明。山根はフル出場したが、吉田は負傷欠場となった。
これでギャラクシーはリーグ開幕9試合勝ちなし(3分6敗)で、西地区最下位に沈んでいる。
『ABC7 Eyewitness News』によれば、開幕9試合勝利なしとなった前年王者はリーグ史上初だそう。
前年王者が開幕から8試合勝ちなしだったのも、2003年のギャラクシーだけ。ただ、その年はそこから9連勝してプレーオフに進出している。
ギャラクシーは昨季の得点源だったデヤン・ヨヴェリッチをカンザスシティに売却したほか、主力MFリキ・プーチが負傷離脱中。また、優勝したことでボーナスの支払いなどが発生し、サラリーキャップ内に収めるために本来なら必要のないチーム再編を余儀なくされたとのこと。
ギャラクシーのレジェンドであるアレクシー・ララスは、「このギャラクシーには少なくとも競争力を発揮できるだけの才能と経験がある。昨年のような魔法は再現できないかもしれないが、ここまでひどい成績であってはならない」と指摘している。