Leminoで放送されている「Lemino Football〜Behind the Scene〜」、今回はベルギーリーグのユニオン・サン=ジロワーズでプレーしている町田浩樹が出演した。
安田理大との対談のなか、ベルギーリーグの特徴的なところを聞かれると、町田は以下のように説明していた。
「ベルギーリーグは特殊なコンペティションなんです。もちろん総当たりのホーム&アウェーで1試合ずつやるんですけど、それが終わったあとにプレーオフがあります。
上位に入った6チームでまたホーム&アウェーをします。その最後の勢いで優勝するチームが決まるという感じになりますね。
なので、1シーズンのホーム&アウェイの試合はそれほど重要ではないというか…。
とりあえず一通り一周したあとにプレーオフがあるんですが、その時には勝点が半分になるんです。60稼いでいても、30になる。
だから、1位と2位の間に勝点差が20あったとしても、それが10になっちゃうんです。だからプレーオフで逆転しようと思えば、いくらでもできるんですよね。
去年は、僕たちが1位でレギュラーシーズンを終えたんですけど、プレーオフの最初の4試合で勝てなくて、優勝を逃してしまったんです。
だから、終盤の勢いがとても大事になる。それがベルギーリーグの特徴だと思います」
昨季のユニオン・サン=ジロワーズはレギュラーシーズンで勝点70を稼いで首位となったが、プレーオフでは勝点35でのスタートになり、10試合で4勝2分4敗という結果に。
勝点14しか加えられなかったため、7勝3分と好調だったクルブ・ブルッヘに僅差で追い抜かれてしまい、最後は2位に甘んじることになった。
この最後の追い込みが最も重要になるという点が、ベルギーリーグの特徴的な部分である…と町田は考えているようだ。