サッカーの試合に欠かせない審判だが、批判の対象になることも多いほか、身の危険が及ぶケースもある。
そうしたなか、ペルーの審判が見せた顔面キックが話題になっている。
『Willax』などによれば、事件はカスマ地区のワキージャとマグダレナとの対戦で発生。
後半38分、審判は1-2で負けていたマグダレナの選手に退場を宣告。
その判定に怒ったコーチのひとりが、ペットボトルらしき物体を手に持ちながら、殴りかかろうとしたのだが…。
なんと審判がコーチに顔面キックを浴びせたのだ!その後は乱闘沙汰に発展…。
現地でも「この審判は間違いなく空手か護身術の経験がある」「黒帯を持つ有段者だ」「ペルーの審判は自分のボディーガードも務めなければならない」「大会最優秀アクション賞をあげて!」「完璧。ペルーでは審判に何の保証もない。自らを守らなければならない」などとの反応が寄せられている。
一方、蹴りを繰り出した審判員は、釈明していたそう。
「自己防衛のためにやった。審判への虐待行為はいい加減にしろ。誰もが我々審判を攻撃できると思っている。
若い頃、私はテコンドーとレスリングを12年以上練習していた。彼が鈍器で攻撃しに来たので、自分の身を守るためにそうした」
自分の反応は間違いだったとしつつ、正当防衛だと主張しているようだ。