アダマ・トラオレ

国籍:スペイン

現所属:フラム

フラムは、現在マルコ・シウヴァ監督の下で主に4-2-3-1のフォーメーションを採用しており、アダマ・トラオレ、ハリー・ウィルソン、アレックス・イウォビがウイングの座を競い合っている状態だ。

トラオレは、ウォルヴァーハンプトンやバルセロナでプレーした経験を持っており、非常に効果的なスーパーサブとしてもプレーできる貴重なウインガーとなっている。

今シーズンのトラオレはリーグ戦で15試合に先発出場し、11回途中出場。 その結果2ゴールと5アシストを記録しており、とても効率的なプレーをしてきた。

筋肉自慢の重戦車として知られてきた29歳のトラオレは、その驚異的なスピードとドリブル能力をより効果的に使う術を身につけ、フラムにとって重要な戦力となっている。

ハーヴェイ・エリオット

国籍:イングランド

現所属:リヴァプール

エリオットにとって今シーズンのスタートはかなり厳しいものだった。9月に足を骨折し、長期離脱を余儀なくされたからだ。11月にはリヴァプールのチームに復帰したものの、中盤の競争が激しいこともあり、主にベンチスタートが続いている。

ただ、それでも限られた出場時間の中でしっかりと結果を残している。1月のブレントフォード戦ではダルウィン・ヌニェスの2点目をアシストし、チームの2-0の勝利に貢献。ここまで公式戦17試合に出場し、リール戦やPSVアイントホーフェン戦でのゴールを含む3得点を記録してきた。特にカップ戦では重要な存在になっている。

逆に言えば、エリオットのような才能ある選手が定位置を確保できないほど、リヴァプールの選手層は厚いのだ。この21歳の若手には今夏多くのクラブからの関心が寄せられそうだ。