現在ますます選手層の厚みが重要になっている欧州サッカー。とくにイングランド・プレミアリーグは各チームの力が拮抗している上、カップ戦が2つ存在していることからハードなスケジュールをこなすことが求められる。

今回は『Givemesport』から「現在イングランド・プレミアリーグで優れた活躍を見せている選手たち」をご紹介する。

遠藤航

国籍:日本

現所属:リヴァプール

遠藤航はアンフィールドでカルト的な人気を博している日本人選手だ。

2024年3月のマンチェスター・シティ戦でのパフォーマンスは忘れがたいものだった。2024-25シーズンは主にベンチから登場し、リヴァプールがリードしているときに試合を締める、チームにとって重要な存在になっている。

この日本人ミッドフィールダーはボール奪取の技術が高く、僅差でリードしているときに起用されるとピッタリとハマる。これまでの全大会で23試合、プレミアリーグでは13試合に出場。

リーグ戦では一度も先発はしていないが、もしリヴァプールがタイトルを手にすれば、シーズン終了時には多くの喝采と共にメダルを手にすることになるだろう。

クリストフェル・エンクンク

国籍:フランス

現所属:チェルシー

クリストフェル・エンクンクは、2023年6月20日に約5200万ポンドという高額の移籍金と引き換えにチェルシーへと加入した。しかし2023-24シーズンは負傷に悩まされ、リーグ戦では11試合の出場にとどまった。それは彼にとって非常に厳しい時間だった。

しかし、今シーズンはより多くの試合に出場し、公式戦で14ゴール5アシストを記録している。当初は途中出場が多かったものの、ノニ・マドゥエケらの負傷により出場機会が増加しており、サウサンプトン戦では1ゴール1アシストの活躍を見せ、チームの4-0の勝利に貢献した。

一方で、そのプレータイムに不満を抱いて代理人が移籍を模索しているとの報道もあるが、それでも今のチェルシーにとってエンクンクはとても重要な戦力であり、今後の活躍が期待されている。