水曜日の夜にUEFAチャンピオンズリーグのパリ・サンジェルマン戦に臨んだリヴァプール。
試合を通じて20本以上のシュートを打たれるという記録的な試合になったものの、それを尽く防ぎきり、しかも終盤にハーヴェイ・エリオットのゴールで先制することに成功。厳しいアウェイゲームで大きな勝利を奪ってみせた。
遠藤航はその中で79分から途中出場し、終盤で疲れが見えてきたチームのバランスを取る役割を果たし、勝利に大きく貢献している。
話題になっているのは、そのパリ・サンジェルマン戦が終了したあとの出来事だ。
試合が行われたパルク・デ・プランスでは、出場時間が少なかったリヴァプールの選手たちがランニングをしており、その中には11分のプレーにとどまった遠藤航の姿もあった。
敵地まで駆けつけたリヴァプールのファンは、大きな役割を果たした遠藤に対し、ABBA「Bumblebee」の替え歌である応援歌を大合唱。
『empireofthekop』によれば、それを見たジャレル・クアンサーが隣で走っていた遠藤に「声援に答えてやれよ」と促していたとのこと。
Jarell Quansah telling Wataru Endo to embrace and acknowledge the Liverpool fans singing his song 🇯🇵🥹😂#LFC pic.twitter.com/35nyzEENKT
— Grëy (@greyvslz) March 6, 2025
遠藤はそれを受けて走りながらファンに向けて手を上げ、応援への感謝を伝えていた。
今季はほとんど先発出場の機会がない状況ながら、あらゆる状況で安定したプレーを見せ、監督からもファンからも愛されている遠藤。その評価の高さを表すような場面だった。