スペイン紙『RELEBO』は26日、スペイン1部レアル・ソシエダの下部組織でプレーする17歳の久保瑛史の活躍を報じた。同選手はソシエダで活躍する日本代表MF久保建英の弟として知られている。
同紙が注目したのは、兄弟ながら対照的ともいえるプレースタイル。共にポジションはMFだが、兄である建英が攻撃的な選手として知られる一方、弟・瑛史はピボーテと呼ばれる守備的なポジションで活躍する選手だ。
こうした彼のプレースタイルに対し、同紙は「全く異なる」と評し、似たスタイルの選手として、同じくソシエダで活躍するスペイン代表MFマルティン・スビメンディを挙げている。
また、同紙は兄・建英が母親似である反面、弟・瑛史は父親似でもあるとも述べ、瑛史が小柄ながら強い下半身を持つという身体的特徴についても言及している。
フランス代表で共演した兄リュカ(パリ・サンジェルマン)と弟テオ(ミラン)のエルナンデス兄弟のように、サッカー界では兄弟で活躍する選手も多い。久保瑛史も兄同様ワールドクラスの選手として活躍する日はそう遠くないかもしれない。今後の活躍に注目だ。