英2部で主力として活躍する日本代表MF田中碧。

ただ、17日に行われた第33節サンダーランド戦では1点ビハインドの後半26分で途中交代になった。

リーズのダニエル・ファルケ監督は、田中とイリア・グルエフのMF2人を同時に下げ、DFパスカル・ストライクとMFジョー・ロズウェルを投入。

すると、ロズウェルのアシストからストライクが2ゴールを叩き出し、2-1で劇的な逆転勝ちを収めた。

ファルケ監督は、田中に代えてセンターバックのストライクを投入した理由をこう説明していた。

「難しい決断だった。通常なら攻撃的な選手を投入する。私はMF2人を下げて、CBを投入した。なぜなら、セットプレーを立て続けに作り出せていると感じたからだ。

だから、チームで最高のセットプレーキッカーであるロズウェルを投入したかった。そして、最大のターゲットになるストライク(190cm)も入れたかった。

それでも難しかった。なぜなら、長期離脱から復帰したパスカルをCBとして投入したら、彼はすべてのカウンターに対処しなければいけない。(怪我明けで?)それは簡単なことではない。数分は自分でもあの決断を疑っていたよ!

それは田中碧を外すことも意味していた。彼はイエローカードを貰っていたが、並外れた試合をしていたと思う。

ただ、キャプテンのイーサン・アンパドゥをピッチに立たせておきたかった。だから、難しい決断だった。

とはいえ、すべての賛辞と称賛は選手たちに送られる。監督としてアイデアを持ち、何か特別なことをやろうとすることはできる。それでも、素晴らしく実行されなければ報われないので、すべての賞賛はパスカルとジョーに送られる。彼らはアイデアを素晴らしく実行してくれた」

セットプレーから得点を狙えると感じたため、セットプレー要員の2人を投入したようだ。

プレミアリーグ史上最強の 「セットプレー達人」TOP10

リーズはこの逆転勝利でリーグ首位を奪還している。

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