22歳の日本代表GK鈴木彩艶が所属するパルマは、セリエAで降格圏内の18位に沈んでおり、16日のローマ戦にも0-1で敗れた。

ただ、驚異的な連続セーブで追加点を阻止した鈴木は「奇跡的なダブルセーブは年間最優秀セーブ候補」と現地で称賛されている。

鈴木はマティアス・ソウレが放った至近距離からのシュートに素早く反応すると、ガラ空きとなったゴールにボールを蹴り込もうとしたアナス・サラディーヌのシュートも驚異的な反応で阻止。

2本目のシュートはゴールライン上で阻止する間一髪のプレーだった。

この冬にトゥウェンテから加入し、この日がローマデビューだった23歳のサラディーヌも鈴木のセーブに脱帽。

『Parma Live』によれば、「後半にゴールを逃したのは残念だったけど、あんなセーブは人生で一度も見たことがない」と試合後にぼやいていたとか。

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パルマのファビオ・ペッキア監督も「彼にとって、常にプレッシャーを受けながらプレーするのは簡単なことではない。またもや試合を拮抗したものにしてくれた彩艶を祝福する。若い選手は何よりも自信を必要としているから、彼の活躍を嬉しく思う。これは自尊心を高めるパフォーマンスだ」と讃えていた。

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