6位:ジャンルイージ・ブッフォン

移籍元:パルマ

移籍先:ユヴェントス

移籍金:3260万ポンド(およそ61.47億円)

2001年7月、ユヴェントスはパルマからイタリアの伝説となるジャンルイジ・ブッフォンを3260万ポンドで獲得した。アカデミー時代からその才能が注目されていた彼に投資を惜しまなかったのは正解だったと言える。その後、彼は17年間にわたって世界最高のゴールキーパーとして君臨し、数々のタイトルと個人賞を手にした。

当時はまだ通貨がリラだったため換算は難しいところだが、この取り引きはおよそ5000万ユーロほどの価値があったという。この記録は長い間破られることはなく、2017年まで長くトップを保っていた。

4位:エデルソン

移籍元:ベンフィカ

移籍先:マンチェスター・シティ

移籍金:3500万ポンド(およそ66億円)

2017年6月にベンフィカからマンチェスター・シティへと移籍したエデルソン。クラウディオ・ブラボが期待通りのパフォーマンスを発揮しなかったことから、グアルディオラ監督が獲得を熱望した「攻撃的GK」だった。

彼はその期待に答えてすぐに実力を発揮し、プレミアリーグでも最高クラスの守護神に成長。近年のクラブの成功を支えた立役者の一人と言える存在だ。

4位:ティボー・クルトワ

移籍元:チェルシー

移籍先:レアル・マドリー

移籍金:3500万ポンド(およそ66億円)

クルトワがレアル・マドリーへと移籍したのは2018年。チェルシーからアトレティコ・マドリーへと貸し出されていた経験を持つベルギー代表GKだが、パートナーがスペイン人だったこともあって、リーガへの移籍を求めていたという。

サンティアゴ・ベルナベウへと足を踏み入れてからは大きな怪我を何度か経験してしまったが、プレーできればそのパフォーマンスは常に圧巻。加入からすでにリーガ制覇3回、チャンピオンズリーグ制覇2回の実績を持っている。