Qolyアンバサダーのコラムニスト、ロイすんによるレポートをお届けします。

今季セリエAに昇格したパルマへの移籍が決まった、日本代表の鈴木彩艶。

推定市場価格の約3倍となる750万ユーロ(約13億円)の移籍金は、周囲の期待の証でもあり、残留を目指すチームのキーマンの1人となるだろう。

そんなパルマでは、過去にどんな選手たちが活躍してきたのか、今回は3人の偉大なゴールキーパーを紹介していく。

クラウディオ・タファレル

生年月日:1966年5月8日

パルマ所属:1990~1993、2001~2003
パルマでの通算成績:100試合0ゴール

王国ブラジル屈指のゴールキーパーの1人であるクラウディオ・タファレルは、カルチョの歴史に新たな1ページを刻んだレジェンドだ。

セリエA史上初の外国籍GKとしてイタリアにやってきたタファレルは、得意のPKストップで存在感を示すなど、1年目から不動のレギュラーとして活躍。

当時、セリエA初昇格だったパルマの勝利に大きく貢献した。

ジャンルイジ・ブッフォン

生年月日:1978年1月28日

パルマ所属:1994~2001、2021~2023
パルマでの通算成績:265試合0ゴール

パルマ下部組織が生んだ最大のスターが、史上最高のゴールキーパーの1人として名を連ねるジャンルイジ・ブッフォンだ。

弱冠17歳でセリエAデビューを果たすと、そのまま不動の守護神として君臨し、2001年には、当時GK最高額となる5,200万ユーロの移籍金でユベントスへ。

その後は、2006年のワールドカップ優勝をはじめ、数々のタイトルを手にし、レジェンドの地位を確立していった。

セバスティアン・フレイ

生年月日:1980年3月18日
パルマ所属:2001~2005
パルマでの通算成績:159試合0ゴール

ユベントスに移籍したブッフォンの後継者として、インテルからやってきたのセバスティアン・フレイも、パルマ史上屈指のゴールキーパーに数えられる1人だろう。

偉大な前任者のプレッシャーに動じることなく、1年目から驚異的な反射神経でスーパーセーブを連発。

同期入団の中田英寿らと共に、パルマのコッパ・イタリア制覇に貢献した。


ライター:ロイすん
フランスW杯以降を海外サッカーの魅力にハマり、観戦歴は20年以上に。 
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