先日40歳の誕生日を迎えたクリスティアーノ・ロナウド。ヨーロッパからは離れたものの、サウジアラビアのアル・ナスルで圧倒的な活躍を続けている。

ポルトガル代表でも重要な存在で有り続けており、周りのレベルに合わせることなく驚異的なほどに自身のパフォーマンスを維持している「世界最高選手」である。

『Daily Mail』によれば、現在のクリスティアーノ・ロナウドはこれまでよりも更に体調面をケアしており、数多くのトレーニングや生活習慣にこだわりを見せているとのこと。

最近愛用しているものの一つは、SNSでも公開していた『Aquilo Sports』のコンプレッションブーツ。これはなんと1足で32万円ほどという回復グッズである。

足の筋肉を圧縮しながら冷却することによって痛みを抑え、さらに回復時間を短縮するというもの。世界初となる「凍結療法+圧縮」が一体となったアスリート用回復機器だ。

また、自宅には凍結療法ができるシステムや酸素カプセルも準備されており、日々コンディションを整えているとのこと。

そしてトレーニングに関しては現在週5日、1回4時間をジムで過ごしており、高強度インターバルトレーニング(HIIT)、ダッシュ、サイクリングを組み合わせたものが多いとのこと。

食生活に関しては砂糖や炭酸飲料、アルコールを禁止し、鶏肉と魚、新鮮な野菜をエネルギー源とし、ブラックコーヒーと水、電解質系の飲料だけを飲んでいるとか。かつてはフレッシュオレンジジュースも摂取していたが、それも今は使っていないようだ。

睡眠については通常のように1日1回数時間ベッドに入るものではなく、体の自然なリズムに合わせることを重視し、量より質を優先。90分周期で5回の睡眠をとる方式であるとか。

人間の睡眠にはレム睡眠(脳は起きていて体は眠っている状態)とノンレム睡眠(脳も体も眠っている状態)があり、これが90~120分周期で訪れる。したがって、ロナウドはできるだけ回復の時間を有効にするためにノンレム睡眠を重視した形で就寝しているとのこと。

さらにこのところはアル・ナスルのユースで目覚ましい活躍をしている息子とともにトレーニングをしていることから、さらにモチベーションが高まっているとか。

先日の『Canal+』でのインタビューでは「友人の多くは『君には人生がないね』と言う。それは正しいが、僕はそれが好きなんだ。いつかはそれが終わることになるのは分かっているが、今はそんなことはどうでもいい」と語っていたロナウド。

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プライベートの時間をすべてサッカーのためのトレーニングに費やしているというロナウド。すでに40歳になったにもかかわらず、その情熱は凄まじいものがあるようだ。

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