日本で例年以上に猛威を振るっている季節性のインフルエンザ。
では、ドーピング検査があるアスリートが風邪に罹患した場合はどうするのか。
山根視来とともにMLS・LAギャラクシーで全米制覇を成し遂げた元日本代表キャプテンの吉田麻也は、Tokyo FMの『吉田麻也の切り替えて行こう!』で、こう話していた。
「ちなみに、風邪を引いた場合は、チームドクターから処方されるドーピングに引っかからないような痛み止めや風邪薬を貰うので、市販の物は基本摂れないんですよ。
例えば、漢方とかが入っているようなものを事前に摂るにもかなり危ないので、基本的にはダメです。
最近流行っているちょっと体調悪いから(?)、注射を打って、高濃度のビタミンCを入れようとか、そういうのも基本はダメなんですよね。
だから、僕の目標としては、1年間シーズンを通して風邪を引かないこと。昨シーズンは1年間、風邪を引かなかったです。
で、優勝して、(シーズンオフに帰国した)日本ではっちゃけすぎて、しっかり風邪を引きました!」
36歳なった吉田は、ギャラクシーと2年契約を勝ち取ったばかり。
プロアスリートとして長年活躍してきた彼は、「体脂肪が低いアスリートは割と風邪を引きやすいってよく言うんですけど、僕が知っている限り、長友(佑都)さん、長谷部(誠)さんはすごい体調を崩しやすい(笑)でも、川島(永嗣)選手とか、内田(篤人・元)選手とかは大体元気ですね」とも話していた。