チ・ドンウォン

所属クラブ:水原FC

2011-12シーズン、マンチェスター・シティがプレミアリーグ初優勝を果たしたその年、サンダーランドのチ・ドンウォンが歴史に残る名シーンを演じたことを覚えているだろうか。

1月1日に行われたシティ戦で、途中出場からわずか12分でゴールを奪った。これは試合終了間際の90分での場面であり、そしてサンダーランドの決勝点でもあった。

その後は主にドイツでプレーしていたが、2021年にFCソウルで母国に復帰。昨年水原に移籍し、現在も現役を続けている。とはいえ彼はまだ32歳と若く、まだまだ老いるような年齢でもない。

イ・チョンヨン

所属クラブ:蔚山HD

プロキャリアをFCソウルでスタートさせたもう一人の選手がイ・チョンヨンだ。2009年には『The Times』が選ぶ「注目すべき若手50選手」に名を連ね、ヨーロッパで素晴らしいキャリアを築いた。

ボルトン・ワンダラーズでの活躍が最も記憶されているが、クリスタル・パレスでもプレミアリーグのレギュラーとして強い存在感を発揮。大きな怪我に苦しめられなければ、もっと飛躍できた選手であった。

その後、ドイツ2部のVfLボーフムでプレーし、2020年に韓国へ復帰。現在は蔚山HDでプレーし、2022年にはKリーグ優勝に大きく貢献している。同年のMVPとベスト11にも選出された。