天皇杯、リーグ連覇の功労者

MF佐々木大樹

神戸アカデミーの星である佐々木の存在なくして今季2冠達成は不可能だっただろう。天皇杯では初戦の2回戦から準決勝まで先発出場し、準決勝京都サンガ戦では決勝点を挙げて決勝進出に導いた。

リーグ戦でも34試合5得点4アシストと奮闘し、途中出場17試合とチームのゲームチェンジャーとして常勝軍団を支え続けた。最終節も前半30分に交代投入されると、チーム2得点目となる武藤のゴールをアシストした。

インサイドハーフ、ウィング、ワントップとさまざまなポジションを器用にこなし、途中出場すれば決定的な仕事をこなすアカデミーの星は、今後もユニフォームに飾る星を勝ち取り続ける。

リーグ最強のセンターバック

DFマテウス・トゥーレル

ディフェンスリーダー山川哲史、守護神GK前川黛也らが神戸の堅守を形成してきた。その中でも怪物のような活躍を昨季から披露し続けたトゥーレルの存在は筆舌に尽くし難い。

広大なエリアをたった一人でカバーする守備範囲の広さ、並みいる外国人ストライカーを完封する対人の強さ、そして圧倒的な空中戦の強さとJリーグのディフェンダーの中でも飛び抜けたパフォーマンスを見せた。

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まだ25歳と年齢も若く、鉄壁の守備を形成するこの男がいる限り神戸のディフェンスは安泰だろう。強くて、早くて、賢くて、上手い4拍子のパーフェクトディフェンダーがアジア初制覇に向けてチームをけん引する。

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