J1昇格プレーオフ(PO)決勝が7日に岡山・シティライトスタジアムで行われ、ファジアーノ岡山がベガルタ仙台を2-0で打ち破ってクラブ悲願のJ1初昇格を決めた。
2009年にJリーグに参入してから、苦節16年でトップディジョンにたどり着いた。
今季岡山をJ1へと導いた5選手をピックアップした。
ドイツ出身のJ2最強守護神
GKスベンド・ブローダーセン
J2出場時間3420分と今季唯一リーグ戦フル出場を果たしたドイツ人守護神ブローダーセンは、出足の早いセービングと188センチの身長を生かしたハイボール処理で数々の岡山のピンチを救ってきた。
J1昇格POでも2試合連続クリーンシートを記録し、モンテディオ山形、ベガルタ仙台とJ1経験のある東北の名門連破に大きく貢献した。
横浜FC時代にはウクライナ人避難民の練習生GKヤロスラフ・シュトンダさんがトップチームに練習参加した際は、ロシア語でサポートするなど人格者として多くの選手から慕われている。