今月、欧州王者としてインターコンチネンタルカップ(旧クラブワールドカップ)に出場するレアル・マドリー。
リーグ戦を早めに消化するため、4日にはラ・リーガ第19節でアスレティック・ビルバオとのアウェイゲームに臨んだ。
4位ビルバオと2位マドリーの上位対決は、激しいプレッシングが持ち味のビルバオペースで進み、53分にアレックス・ベレンゲルのゴールで先制。
マドリーも67分、セットプレーでアントニオ・リュディガーがビルバオGKフレン・アギレサバラのパンチングを頭部に受け、PKを獲得する。
キッカーはキリアン・エムバペ。今季ラ・リーガでは3本のPKを成功させていたが、先日のCLリヴァプール戦でのPK失敗が頭をよぎってか、コースが甘くアギレサバラに阻止されてしまう。
それでもマドリーは78分、エムバペの強烈なミドルシュートからジュード・ベリンガムが決めて同点に。しかし2分後、ゴルカ・グルセタに勝ち越し弾を許し、これが決勝点となった。
試合後の会見で「エムバペは最高のレベルにないが、我々は彼に適応する時間を与えなければならない」と語ったマドリーのカルロ・アンチェロッティ監督。
ここ7試合で4敗目を喫したマドリーは、週末7日(土)にジローナとアウェイで対戦する。