1日、J2昇格プレーオフの準決勝2試合が行われた。
今シーズンのJ3は大宮アルディージャが優勝し、FC今治が2位に。この2チームがJ2への自動昇格を決めた。
リーグ戦で3~6位に入ったカターレ富山、松本山雅、福島ユナイテッド、FC大阪の4チームが、残りの1枠をかけてJ2昇格プレーオフで争うことに。
この日行われた準決勝の2試合はいずれも1-1の引き分けに終わり、リーグ戦の順位で上回る富山と松本山雅の2チームが決勝で相まみえることとなった。
この結果を喜んだのが、日本代表FW前田大然(セルティック)だ。
試合終了した直後の午後3時57分に自身のX(旧Twitter)を更新し、松本山雅宛てに「あと一つ。あとはもう気持ち!」と綴っていた。
前田は大阪出身だが、山梨学院大学附属高校へ進学。その後、お隣・長野県の松本山雅でプロデビューした。
プロ入り初年度は結果を残せなかったが、2年目に水戸ホーリーホックで武者修行して成長し、3年目に松本山雅へと復帰した。
この年にJ2で29試合7得点を記録し、松本山雅のJ2優勝とJ1昇格に大きく貢献している。
2019シーズン途中にポルトガルのマリティモへ移籍して以降クラブとの直接的なかかわりはないが、今でも古巣への想いは変わらないようだ。
J2水戸ホーリーホックで覚醒し「世界規格」の選手になった日本人5名
カターレ富山と松本山雅のJ2昇格プレーオフの決勝は、7日(土)に行われる予定となっている。