スコットランド1部セルティックは28日、UEFAチャンピオンズリーグのリーグフェーズ第5節、セルティックはベルギー1部クルブ・ブルッヘとホームで対戦。1-1で引き分けとなった。
日本代表FW前田大然はスタメン出場し、60分にチームを救う同点ゴールを決めた。
スコットランド地元メディア『67Hail Hail』が「キャメロン・カーター=ヴィッカーズ率いるセルティックの恥を救った」と表現しているように、セルティックを窮地から救った前田には、クルブ・ブルッヘの母国であるベルギー国内からも称賛の声が相次いでいる。
ベルギーメディア『ガゼット・ファン・アントワープ』は「上品な輝きがクルブ(・ブルッヘ)を倒す。鉛筆でブルッヘの勝利の記事を書き始めたちょうどその時、1-1という結果がどこからともなく現れた」と報じ、劇的な前田の同点弾を独特な表現で称賛。
また、試合を通じた前田のプレーに関しては「試合を通してセルティックのために何かできたのは、左ウィングの前田大然だけだった。彼はスプリンターだ」と前田の孤軍奮闘ぶりを報じている。
また、ベルギーメディア『7sur7』は「前田の傑作。スコットランドは前田大然の天才的なプレーで同点に追いつき、試合の流れが変わった。(セルティックは)試合を支配し、(ブルッヘは)最後のホイッスルが鳴るまで得点することはなかった」と報じ、前田の同点弾がブルッヘ優勢の試合の流れを大きく変えたと絶賛。
CLという大舞台で獅子奮迅の活躍を見せた前田に対しては、ベルギー人も「敵ながら天晴(あっぱれ)」というほかないようだ。